宗教上「嘘をつけない」人は、エイプリルフールはどうしているのか?

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4月1日は「エイプリルフール」で、その日は「嘘をついていい」と日本のみならず世界中で浸透しているイベントです。

この「嘘をついていい」という人を騙すことに罪悪感を抱く人は、眉間にシワをよせるイベントですよね。

特に、宗教を信仰している人にとって、「嘘をつくこと自体、悪いこと」と言われているのではないでしょうか?

そのような信仰を持った宗教の人は、エイプリルフールに嘘はつけませんよね。

一般的な宗教は、嘘をついてはいけない

無神教の僕でも、嘘をついてもいい宗教ってあるとは思っていませんよ。

仏教では、口による悪行・・・嘘はいけないこととされています。

難しい言葉でいいと、仏教では、妄語(嘘)、離間語(仲良しを引離す)、麁悪語(悪口)、綺語(無用語)はいけないとされています。

さらに、聖書のヨハネの黙示録21章10-27節には、『偽りを行う者は、その中に決してはいれない。』と書かれています。

ようするに、嘘をついた人は、天国に行くことができないということです。

聖書に上記のことが書かれているので、キリスト教の信者は嘘を言ってはいけないということになっています。

エイプリルフールの発祥の地にと言われているイギリスの代表的な宗教はキリスト教ではないのでしょうか?

調べてみると、イギリスは移民国家なので、さまざまな宗教が国内に存在します。

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教徒、ヒンドゥー教徒、仏教徒、そして極少数だがバハーイー教徒もいます。

その中でイスラム教の教えの一つとして、嘘をつくことはいけないとされています。

仏教もキリスト教もイスラム教も嘘をつくととはいけないとされている宗教とされているのに、4月1日のエイプリルフールともなれば、世界のグーグルでさえ嘘のネタを大々的に配信しているのは、どういうことなんでしょうね。

人のためにつく嘘はいい

自分の利益のために人を傷つけ、騙す嘘・・・悪い嘘は、モラル的にダメでしょうが、人を楽しませる嘘、相手のためについていい嘘・。。いい嘘は、宗教的にも許されるのかもしれません。

人を楽しませる嘘・・・例えば、マジックなんて人を騙すことで成立するものですよね。

マジックで、人からものを盗もうとか詐欺をしようかなと自分が利益になるような行為はもちろんダメですが、人を楽しませるという本来のマジックの目的なら、それは「嘘」とは違いますよね。

マジックが「嘘」をつくためのものであったら、キリスト教のマジシャンが存在しないことになります。

さらに、命の奪われる危険な状態にある人に、「あの人はあなたのことをずっと信じていますよ。」と嘘でもいいから、その場では言わなくてはいけない嘘ってあるはずです。

相手のことを思ってつく嘘は、その場で必要な嘘であり、相手を騙して金品を奪おうとする詐欺的な嘘ではありません。

自分の利益のためではなく、相手のことを思って必要な嘘は、モラル的にもついていい嘘ってことになるのでしょうね。

エイプリルフールについていい嘘のルール

エイプリルフールについていい嘘のルールとしては、基本的に以下のようなことです。

□人を傷つけない嘘。

□人に迷惑をかけない嘘。

□人を楽しませる嘘。

ことです。

あくまで、人を傷つける詐欺的な嘘はダメってことです。

まとめ

一般的に宗教では人に嘘をついてはいけません。

でも、ついていい嘘とついていけないというのがモラル的に存在をします。

「嘘も方便」という言葉があるじゃないですか。

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