【2017年版】Fire7タブレットは値段が安くコスパはいいけど、あえて「買わないほうがいいよ」と言いたい3つの理由【レビュー】

Unsplash / Pixabay

2017年6月7日にAmazonから発売されたNewFire7タブレットを半日使ってみて、「ただの安いタブレットでしかない・・・」と買ったことを後悔しました。

Amazonプライム会員でなくても7989円で買えるFire7タブレットの残念なところを3つお話をします。

今回のFire7タブレットダメ出し記事を読んで、「これくらいのデメリットしかないなら、買ってもいいな」と納得して買ってみてください。

動作スピードが遅く、ストレスがたまる

思いのほかFire7の動作がもっさりなのが、本当に残念です。

今回、2017年NewモデルのFire7を買った理由が、2012年に発売された初代iPadminiの動作スピードに不満をもったことです。

iPadminiでAmazonビデオやYouTube、Kindleで電子書籍を見ている分は不満がありません。でも、ブラウザ「Safari」でネットサーフィンをしていて、タップしてホーページが表示するまでの時間がかかることやタップしてアプリが起動するまで2,3秒待たさられるなど、何をするにしても2,3秒待たされるのでストレスがたまります。

iPadminiで感じたストレスを減らすためにFire7タブレットを買ったのに、使っていてiPadminiよりストレスを感じるなんて信じられません。2012年に発売されたiPadminiと2017年に発売されたFire7ですよ。

Antutuでベンチマーク測定した結果、あまりの数値の低さに脱帽

iPadminiはアプリのアイコンをタップして(感覚的に)2,3秒たってからアプリの画面が表示されますが、Fire7は、(感覚的に)4,5秒たってからアプリの画面が出ます。

使い始めたときは、Fire7がフリーズしてのかと思ったほどです。

まあ、あくまでFire7がiPadminiと比べて感覚的に遅い早いと言っているだけなので、ベンチマークを測ってみて、どれだけFire7が遅いのか数値で表します。

今回、ベンチマーク測定に用いたのが、Androidスマートフォンやタブレットのベンチマークの定番アプリ「Antutu Benchmark v6.2.7」です。

Antutu Benchmark – Google Play の Android アプリ

○2017年Newモデル・Fire7・・・スコア:18767

○初代iPad mini・・・スコア:25,000

○フリーテル MIYABI(FTJ152C)・・・スコア:31760

驚きの結果ですよね。5年前の初代iPadminiよりもFire7のベンチマークの数値が低いとは。

フリーテル MIYABI(FTJ152C)は、普段持ち歩いているSIMフリー格安スマートフォンです。発売は2015年10月で、当時、ヨドバシカメラで税込み20,000円で購入したものです。

2年たちますが、フリーテル MIYABI(FTJ152C)を使っていたストレスを感じることなく、快適に動作します。

Fire7はメインメモリーの少なさが原因

フリーテル・MIYABIのCPUはMediaTek・MT6735で、メインメモリーは2GB。対するFire7のCPUはMediaTek・MT8127で、メインメモリーは890MB。

CPUは両機ともMediaTek製で、型番の数値からするとFire7のMT8127が新しく、性能がいいはずです。MediaTekは、台湾のファブレス(自社の工場を持たない)メーカーで、中国向けのスマートフォンや格安スマートフォン市場で圧倒的なシェアを持っています。

Fire7に搭載されているMT8127は、クワッドコア1.5GHzで、フリーテル・MIYABIのMT6735とそれほど代わりがありません。

となると、Fire7の遅さの原因は、メインメモリーが1GBに満たない890MBということでしょうね。メインメモリーが少なくなると、CPUは足りない分を動作スピードが遅いROM(ランダムアクセスメモリ)をメインメモリー代わりに使います。これが動作スピードを遅くしています。

そうは言っても、初代iPadminiのメインメモリーは、Fire7よりも少ない512MBしかありません。それなのに、Fire7よりもキビキビと動作します。その違いは、iPadminiのOS(おーえす)はiOSというもので、少ないメモリーでも軽快に動くからです。

もしかして、Fire7よりもメインメモリーが少し多いFireHD8なら、ストレスを感じさせない動作スピードかもしれない。

IPS液晶なのに視野角が狭く、汚い

2017年NewモデルのFire7は、IPS液晶搭載で大幅に発色が向上しているいう話なのに、同じくIPS液晶搭載のフリーテル・MIYABIやiPadminiと比べて、汚い・・・。

通常の液晶は正面からは十分な光が見ている人の目に入りますが、斜め方法には光が弱まるので、斜めから見ると画面の明るさが落ち、色が浅くなり、発色が悪くなります。

それがIPS方式の液晶になると、光の向きを変えることで、視野角を広くしています。そのため斜めから見ても画面の明るさが落ちず、色が浅くならず、正面から見た状態とほぼ同じように見えます。

でも、Fire7の画面を斜めから見ると、フリーテル・MIYABIよりも見にくくなります。さらに、iPadminiと比べると発色が劣ります。

初代iPadminiの液晶パネルの大半はLG製で、一部サムソン製だったようです。LGと言えば、2017年に、世界で初めて大型サイズの有機ELパネルの量産に成功したメーカーです。

Fire7の画面は、初代iPadminiと比べて発色は良くはないですが、3,4年ほど前に秋葉原で売っていた中国製のタブレットよりは、キレイな画面です。

ひとつのAmazonアカウントしか対応していない

「ひとつのAmazonアカウントしか対応していない」、どういう意味なのか説明をします。

Fire7やスマートフォンを使う時に、最初にアカウントを登録しなくてはなりません。Fire7はAmazonアカウントをひとつ登録してから使えるようになります。

僕はKindle電子書籍で本を見るためにAmazonアカウントを登録していて、妻はプライム会員としてのAmazonアカウントを別に持っています。

Fire7でプライムビデオやミュージックを使うのには、プライム会員である妻のAmazonアカウントで登録しなくてはいけません。妻のAmazonアカウントとしてKindleを起動すると、妻が購入した本がズラッと並び、僕が購入した本は一冊もないわけです。

Androidスマートフォンやタブレットなら、プライムビデオアプリやKindleアプリの設定で個別にアカウントの登録が出来ます。プライムビデオを妻のAmazonアカウントを登録、Kindleを僕のAmazonアカウントを登録というように出来ます。

このようにすれば、ひとつの端末機器で、プライム会員のAmazonアカウントをプライムビデオに登録し、Kindleをプライム会員ではない家族のAmazonアカウントを登録すれば、ビデオもミュージックもKindle電子書籍も楽しめるわけです。

残念なことにFire7にインストールされているAmazonビデオアプリもKindleアプリもAmazonミュージックアプリも別途Amazonアカウントを登録する項目がありません。Fire7本体設定にしかAmazonアカウントを登録する術がないのです。

Fireタブレットは、いち個人がAmazonサービスを利用するためのタブレットということが思い知りました。

まとめ

ひとつのタブレットで、ゲームもしたい、ブラウザで調べ物をしたい、スケジュール管理もしたい、電子書籍も見たい、Amazonビデオも見たいなど、いろんなことをしたい人は、Fire7を買わないほうがいいですよ。

アプリの切り替えが遅く、Amazon専用アプリ以外のアプリはキビキビと動かす、ストレスがたまるのがFire7です。多少、動作が遅くモッサリでも問題がない人は、税込み8,980円で手に入るタブレットしては、Fire7ほどコストパフォマンスが高いものはありません。

欠点を踏まえて、Amazonビデオ、ミュージック、Kindle電子書籍、YouTubeと使い方を限定すれば、Fire7ほど値段が安く、それなりに使い勝手のいいタブレットはありません。けして、YouTubeの動画がカクカクと言うわけではなく、スムーズに引っかかることなく再生されます。もちろん、Amazonビデオも快適に視聴できます。

iPhoneやXperia、GALAXYなどのスマートフォンを使っている人は、Fire7は安かろう悪かろうと言われてもどうしようもないタブレットです。

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)