「歩きスマホ」という悪い習慣をやめるための3つの防止策と命を落す危険性を知る

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私も結構なスマホ依存症ですが、歩きスマホだけはしません。特に通勤時間の駅のホームで歩きスマホをしている人を見ると、腹が立つと同時に、「あれだけ歩きスマホが危険だと騒がれているのに、なぜやめないのだろう?」と疑問を感じます。

歩きスマホが危険だということを知っていても、やめられない人が多くいます。今回の記事は、どうすれば歩きスマホがやめられるのか防止策、改善策とどれほど危険なのか紹介します。

どれだけ歩きスマホが危険なのか知ること(ヒヤリ・ハット)

歩きスマホが危険だとわかっていてもやめられないのは、具体的に危険なのがわかっていないからです。ただ、漠然と「歩きスマホが危険」と言っても、本人は、「危険ってどれほどなの?」と実感がわからないからです。

東京消防庁管内で歩きスマホ等による事故で救急搬送された人数は平成24年から年々増え続けています。平成24年で34人、平成25年で36人・・・平成27年で42人、平成28年で50人。

人によっては、「たった1年間で50人しか救急搬送されていないのでは?」と思い人もいるでしょうが、その50人にいたるまでにもっとたくさんの人は「あっ!危なかった。」というヒヤッとした経験を持っています。

よく引き合いに出されるのが、「ヒヤリ・ハット」という言葉です。「ヒヤリ・ハッ」トとは、重大な事故にいたらないものも、もしかして重大な事故にあってもおかしくない一歩手前の事例の発見のことを言います。300件のヒヤリ・ハットが起こればその下に、29件の軽微な事故が起こり、1件の重大な事故が起こるという法則です。

50人が救急搬送された事実を軽微なことと捉えれば、517人がヒヤッとした経験を持っているということです。それとも50人の救急搬送者は重大な事故であれば、15,000人がヒヤッとした経験を持ったということになります。まさに一歩間違えれば、自分が歩きスマホにより、救急搬送される事故にあう、もしくは相手を救急搬送させる事故にあうことになります。

東京消防庁管内での歩きスマホ等による事故で救急搬送された人の中で、20%が「生命の危険はないけど入院」、2.5%が「生命の危険が迫るほどの状態」という割合。

歩きスマホ等によりヒヤッとした経験を持つ人は、300分の1で命の危険が迫るほどの重大な事故にあうというわけです。歩きスマホがやめられない人は、ほぼ毎日、ヒヤッとした状況にあう可能性があり、ヒヤッとした瞬間にあうたびに、「300面サイコロをふって、1が出たら命をもらうかも」というギャンブルをしているようなものです。

このような事実を知ってまで、歩きスマホをしますか?ってことですよ。

歩きスマホは目と耳をふさいでいるようなもの

歩きスマホに事故で多いのは、人や自転車、車、オートバイにぶつかるのが80バーセント、階段、エスカレーターなどの段差にころぶのが28バーセント。駅のホームなどから落ちるのが2バーセント。

ぶつかる、ころぶ、落ちる原因は、スマホを見ながら歩いているからです。下に目線を向きながら、人ごみの中を歩いているのだから、ぶつかるなどの事態が起きるのは普通ですね。

下に目線を向け、スマホゲームやLINEの文書を打っていたら、意識はスマホの画面に集中しているので、外部からの情報をシャットダウンしているようなものです。目と耳か半分ふさがれた状態で、人ごみの中、雑然とした駅のホームを歩いているなんて、冷静に考えれば危険しかありません。

悪い習慣をやめる方法

「歩きスマホは危険でやめなくてはいけないことを知っていてもやめられない」という悪い習慣を持っているようなものです。タバコの吸いすぎやお酒の飲み過ぎをやめられないのも悪い習慣で、いついつやってしまうものです。

この悪い習慣をどのようにやめたらいいのか?

悪い習慣は人にとって悪いと分かりつつもやめられない理由は、「ごほうび」がもらえるからです。なぜなら、悪い習慣のほとんどは、人に喜び、楽しさを与えてくれるからです。

例えば、太っていても、毎日のように甘いものを食べてしまうのは、好きなものを食べれば心が満たされ、脳が嬉しがります。我慢することは苦しいことで、苦しさから解放されるには、甘いものを食べればいいことを脳は知っているからです。

だから、悪い習慣だとわかっていても脳が喜ぶことを無意識のうちに選んでいるからです。だから、悪い習慣をやめるには、脳が喜ばないように、無意識に選ばないようにすればいいのです。

歩きスマホは最悪な選択だと意識する

歩きスマホは絶対にしないと言う強いモチベーションを持つことから始めます。なぜなら、なんとなく「歩きスマホをやめようかな」と思っているだけではやめたいという思いが弱く、「今はいいか」、「明日からやめよう」と先送りしまいがちになります。

僕は甘いものが好きで、ついついコンビニに行き、間食をしてしまいます。「甘いものが食べたい」と頭に浮かんでも、「いやいや間食はダメだ。間食をやめようと決めたじゃないか」と思っても買ってしまうのです。

脳に刷り込むくらい「歩きスマホをやめる」と思わなくていけません。

ごほうびをあたえてはいけない

悪い習慣だとわかっていてもやってしまうのは、やると脳が喜ぶからです。反対に、やると脳が喜ばないというふうにすればいいのです。

記事の前半に書いたように、「歩きスマホ」は危険なことで、命を奪われかねない行為だと強く思うことです。歩きスマホは、目と耳をふさがれた状態で歩かされているとイメージするわけです。

歩きスマホの悪いイメージを植え付けることによって、脳が喜ばないようにするわけです。嫌なことを進んでやる人はいません。

歩きスマホの代わりのものを考える

歩きスマホをする人は、無意識のうちにしているか、暇つぶしにやっているはずです。手元にスマホがあるから、つい画面を見てしまうのです。

だから、つい手元のスマホを見てしまわないように、移動中はスマホをカバン、バックの中に入れて、すぐに取り出せないようにするのです。

スマホを手にしてない代わりに、移動中は好きな音楽を頭の中で歌うのです。歌の代わりに、仕事のことや家庭の問題を考えて歩くのは危険なのでやめましょう。

歩きスマホの代わりに歌を歌うのです。電車に乗ったときもスマホを手にせずに、紙の本を読むことです。カバンから取り出しやすい場所に、一冊の文庫本を入れておくのポイントです。

ようは、スマホ代わりに歌を歌い、小説を読むのです。

スマホアプリによる防止策は意味がない

各キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)から「歩きスマホ防止アプリ」が無料ダウンロード出来ます。でも、「歩きスマホ防止アプリ」で改善されると思いません。

基本、悪い習慣になっているものを手元に置かないことです。例えば、タバコをやめたければ、タバコを近くに置かないですよね。タバコの箱に「喫煙はあなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます」と書かれていても手元にあれば、吸ってしまう可能性が高いからです。

さらに、ダイエットしたい人の近くに甘いものがあったらどうですか? 甘い食べ物の箱に「他食べたら太ります。」と書かれていても食べてしまう可能性があります。

タバコも甘いものもやめたければ、目に見えない場所に置くことです。移動中は、スマホをカバンやバックの中に入れ、目に入らない場所、すぐに取り出せない場所に置くことです。

各キャリアの「歩きスマホ防止アプリ」はスマホの画面を見ながら歩くと、警告文が表示され、操作が出来なくなります。それを繰り返せば、「歩いているときはスマホが操作できない」ということで諦めの気持ちになるかもしれません。

「歩きスマホ防止アプリ」をインストールしても、スマホを片手に持って歩くことをやめないでしょう。歩きスマホをやめるためには、歩いているときはスマホを持たないことが重要です。

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