家族持ちの男性は、自分だけの空間と時間を手に入れれば、知的生産性も幸せのバロメーターも上がる理由と方法論

家族を持つことで男性は父親になると、家の中に自分だけの空間(スペース)というものがありません。3LDKのマンションなら、2部屋は子どもたち、もう1部屋は夫婦、リビングは家族が集まる場所・・・父親がひとりで過ごせる空間はありません。

多くの人と関わりながら仕事をし、家にいても妻、子供と関わりながら生活をしていきます。一日中、誰かと一緒にいるというのは、結構なストレスになります。1日のうち30分でも自分だけの時間、空間があれば、いろいろなことが出来、ストレスも解消できるのではないでしょうか?

今回の記事は、家族持ちの父親が自分だけの時間、空間を持つ必要性について書いていきます。さらに自分だけの空間を持つためにどうのようにしたらいいのかも紹介します。

どこにいても自分だけの空間が存在しない

日本型の企業は、欧米のオフィスのようにパーティションで仕切られ、個人の空間が確保されているわけではありません。僕が勤めている会社も、部署ごとにデスクを対向させ社員同士が向き合う日本式島型レイアウトのオフィスになっています。日本の企業の約9割が島型レイアウトのオフィスです。

オフィスにいると、トイレの個室以外は、個人の空間はなく、どこにいても他人の顔が見えます。

会社にいても家にいても、ひとりになれる空間はなく、自分を知っている人に囲まれて、絶えずコミュニケーションを取らなくてはなりません。ひとりになりたいという願望を持っているのが独身男性より既婚者の男性だけだというのは納得できると思います。

既婚者の男性の約半数は、最低でも週に1〜2回は「ひとりになりたい」「ひとりの時間がほしい」という調査結果があります。もちろん男性だけではなく女性も「ひとりになりたい」という願いは同じです。

既婚者男性の半数が週に1~2回は「一人になりたい」!? | スーモジャーナル – 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト

自分だけの空間を持つ必要性・メリット

内向的な性格の人は、特にテリトリー意識が強く、長時間他人と過ごすと、物理的に近くにいるというだけでも精神が消耗します。誰も知り合いのいない人混みの中にいると疲れを感じるのと同じようなものです。

このような人は、気持ちをリフレッシュする意味で、ひとりになれる空間が必要になります。ひとりなれる空間は、安心ができ居心地がよく、他人の干渉、騒音、要求のない場所でなくてはなりません。さすがにこの条件をクリアーする空間を手に入れるのは難しそうですがね。

生産性が高く、比較的賢い人は、自分だけの空間、時間を大事にし、ひとりでいることに、「幸せ」と思うみたいですね。


ひとりの空間、時間を楽しむもの

ひとりの空間、時間を持つと、今までできなかったことができます。

例えば、□仕事上での専門分野の勉強ができる □今まで見れなかった映画が見れる □今まで読めなかった本が読める □今までやりたかった趣味ができる □エッセイや小説を書く など。

ひとりで楽しむ、ひとりでじっくり物事に向かう、ひとりでじっくりと考えるということは、他人とのコミュニケーションを優先していたら、いつまでたってもできません。

コミュニケーション疲れをひとり空間で癒やす

現代は、特に会社では、「人とのコミュニケーション」を大事にし、優先します。企業が新入社員に求めるスキルを「常識」、「あいさつ」、「コミュニケーション力」と言っています。

会社にいる時間は、他人とのコミュニケーションを通して仕事をしなければならないのです。だからこそ、自分自身に問いかける時間、知識を深める時間、物事に没頭する時間を確保しなければ、他人とのコミュニケーションに押しつぶされてしまいます。



家のどこかに自分だけの空間を確保

ひとりの時間を持てない家族持ちの男性にとって、ひとり空間を持つことは至難の業です。都心近郊のマンションや狭小3階建て(戸建て)の間取りで、それなりの広さのスペースを確保のは無理な話でしょうね。

子供がひとりとか兄弟(兄妹)でひと部屋にすれば、自分ひとりの空間を手に入れることはできますが、家族の中で地位が下がったお父さん方が、ひとりで過ごせる部屋があたえられることはないでしょう。

となれば、今ある部屋の一部を間借りして、自分の空間を作るしかありません。

部屋の片隅にヌックを作る

では、子供2人と妻がいるお父さんがどのようにして自分だけの空間を手に入れるか調べてみると、リビングやダイニングや部屋の一部を趣味やティータイムに利用する空間「ヌック」という存在があることがわかりました。

「ヌック」の発祥はスコットランドで、欧米では一般的に使われている空間です。海外の映画の中で、窓際に小さなテーブルと椅子に座りお茶を飲んでいる人のシーンを見たことがありませんか? あれも言わば「ヌック」です。

マンションには腰窓がないので、窓際にテーブルと椅子を置く空間はありません。となると、別の空間を見つけるしかありません。

例えば、

リビングの片隅に、テーブルと一脚の椅子と電気スタンドを置けば、小さな書斎になります。半畳あれば、どうにか置くスペースを確保できるはずです。

目線は壁になるので、子供らの姿はシャットダウンできますが、騒ぎ声などの雑音が聞こえてしまいます。それでは、自分だけの空間になりません。

子供らの声をシャットダウンするために、高性能なノイズキャンセリングヘッドホンを使いましょう。頭に重いヘッドホンをするのは抵抗を持つかもしれませんが、ノイズキャンセリングヘッドホンをするだけで、ざわついた空間がスーと静寂に包ませます。

リビングや寝室の片隅の他に「ヌック」の場所として、クローゼットの中。マンションの間取りによってはウォークインクローゼットがあります。

ウォークインクローゼットの一部にテーブルと椅子を置けば、感覚的にはひとり部屋ですよ。3方壁で囲まれた空間は、まさに書斎。

物理的に空間が得られなかったら時間を味方に

たとえ、リビングの片隅でも、クローゼットの中でも自分だけの空間が手に入らない家庭もあることでしょう。

奥さんや子供に、「小さくてもいいから、自分だけの空間が欲しい」と言った瞬間に、「バカなこと言わないでよ。」と失笑され、提案を却下という家庭もあります。

そうなれば、時間を味方にして、自分だけの空間と時間を手に入れましょう。僕は、趣味のブログを書くために、朝4時半に起きています。

家族の誰一人も起きてこない朝4時半は、音もなく静かなもんですよ。雑音もなく、目先にウロウロしている子供も奥さんもいません。話しかけられることもなく、集中してブログの記事が書けます。

子供や奥さんがいる夜のリビンで、落ち着いてブログ記事なんて書いてられません。朝の時間なら1時間で書き終わるのが、夜だと2時間かかります。

誰も起きてこない朝4時半という時間は、僕にとって、自分だけの空間になります

僕のように、物理的に自分だけの空間が手に入らない人は、朝の早い時間や家族が寝てしまった夜の時間を自分だけの時間にしましょう。

その時ばかりは、ダイニングテーブルが趣味や本を読むためのひとりだけの空間になります。

まとめ

会社でも家庭でも、ひとりて何かをする時間も空間もありません。時として、ひとりてポッーとできる時間も必要ですよ。ほんとストレス解消にはもってこいです。

ストレス解消にも知識を深めるにも、新しいことを始めるにも、自分だけの空間が必要です。勇気を出して、奥さんも子供に「お父さんだけの小さな空間が欲しい」と言うべきです。ただ、「欲しい」というだけじゃなくて、「欲しい」理由も説明しましょう。

自分だけの空間と時間が家庭の中にあれば、幸せと感じるはずです。

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